■売場は買場、そして快場へ進化する。 今までの売場は、小売店やメーカーの立場でつくられた「売場」でした。つまり、小売店やメーカーがモノを売る場所である・・・という意味でした。 それが、このところ「買場」と言って、お客様が買うところである・・・という定義になりました。しかしパソコンやケータイで買い物ができる21世紀は、必ずしも「買場」はリアルな場ではなくてもよくなりました。そのため、リアルな売場にわざわざ買いに行く理由が必要になったのです。 消費者がわざわざ来てくれる売場は、ショッピングが快い売場でなくてはいけません。快い売場はリピーターが増え、やがてお店や商品のファンになってくれます。 ショッピングが快い売場、それを「快場」(かいば)と言います。 ■快場が増えると、流通は活性化する。 快場はそこに行くだけで楽しく、来店客は情報が得られたり、気分が和らいだりします。逆に2度と行きたくない売場は快場ではなく、楽しめずに損をした気分になり、気分が乗らなかったところです。 もはや売場にモノを置くだけではもう消費者は振り向いてくれないでしょう。「快場」を直接つくるのは小売店やメーカー・卸の役目ですので、どのように売場を快場にするか、すなわち「顧客本位の売場」にするのかをまず第一に考えなくてはいけません。お客様主体の売場になれば、売場やお店に人は戻ってきます。だから、売場が商店街や郊外の一店舗であれ、快場になればお客様でいつも賑わうようになります。
■売場づくりのスペシャリスト VMDインストラクターとは、お客様にとって快い売場環境「快場」を提供する、売場づくりのスペシャリストです。別名、「快場コーディネーター」ともいいます。 今までの売場づくりは、小売店やメーカー・卸会社主体の売場づくりでした。しかも店長や販売員、営業マンや販売促進担当の個人的な感覚で勝手につくられていることが大半です。「快場」とは、顧客本位の売場のことです。そこに来るお客様が商品を理解しやすく、選びやすく、商品がある生活スタイルまでも想像できるような、快い売場でなければいけません。その「快場」づくりの成功ノウハウを体系化して、誰にでもわかりやすく教えられる人、それがVMDインストラクターです。 ■1事業部1人、1店舗に1人は必要な資格 VMDは、ノウハウをつくる人、教える人、実行する人に大別できます。VMDインストラクターは、そのすべてができる人です。 元来VMDは、ノウハウをつくる人=コンサルタントまたは営業企画担当、教える人=教育係または販売促進担当、実行する人=店員または営業マンでした。しかし、これらすべてを統括してプロデュースする人がいなければ、VMDは円滑にまわりません。VMDインストラクターはいわば、コンサルタントでもあり実行部隊でもあります。企業の1事業部に1人、1店舗に1人いれば、いつでも「快場」はキープできます。